「妊活ラジオ」は、FM西東京にて毎週日曜あさ10:00～放送中です！また、アイジェノミクス・ジャパンのYouTubeチャンネル「妊活研究ラボ」でも、アーカイブ配信しています。

さて、今年の「妊活ラジオ」を振り返ると、印象的だった放送ゲストに東尾理子さんがいらっしゃいます。東尾理子さんが主宰されている「妊活研究会」が設立から1周年を迎えたということで、お話を聞かせていただきました。

東尾理子さんとアイジェノミクス

東尾理子さんと私たちアイジェノミクスとの出会い、それは1年前、つまり昨年2021年の9月まで遡ります。東尾理子さんはNPO法人umiの代表である森瞳さんからのご紹介で、ご一緒に弊社のラボ見学ツアーにご参加いただきました。

このラボツアーは当日ライブ配信が行われました。その時の模様、東尾理子さんの視点で撮影された動画が東尾理子さんのインスタグラムに掲載されています。

東尾理子さんのインスタに掲載されている動画アーカイブはこちらから

https://www.instagram.com/tv/CUMEm5whd6X/

この見学ツアー参加をきっかけに、今年3月は国際女性デーに合わせて開催された、女性をエンパワーメントするヘルスケアイベント「WEHealth2022（ウィーヘルス）」で、私たちアイジェノミクスが主催したYouTube Liveのオンライントークイベント「どう両立する？不妊治療と仕事＆パートナーシップ」にご出演いただいたり、今年9月に開催された「妊活研究会1周年記念イベント妊活交流会～妊活を自分らしく～」には私たちアイジェノミクスが協賛させていただいたりしています。

そして、今回、妊活ラジオにご出演いただきました。もっと前にご出演いただいていてもおかしくなかったのですが、ようやく実現いたしました。

東尾理子さんの妊活研究会はこんな活動をしています

東尾理子さんには３人のお子さんがいらっしゃいます。3人とも妊娠治療を通して授かられました。このこときっかけにして、東尾理子さんは約10年間にわたり、妊活に取り組んでおられる方や妊活支援をされている方をボランティアでお手伝いされてきました。そしてこの1年はオンラインサロン「妊活研究会」を主宰し、活動されています。

このコミュニティでは生殖専門クリニックの院長と東尾理子さんとの対談動画コンテンツを見ることができます。また、不妊症看護認定看護師の講座、助産師の方によるストレッチエクササイズの紹介など、様々な分野の専門家が妊活講座を行っています。

そのほか、中医学の薬剤師の先生に漢方の視点からお話を聞かせていただいたり、心理カウンセラー・公認心理師の方に相談したり、鍼灸の先生や栄養学の先生に相談できたり、もちろん仕事との両立を図るための相談を受けられるなど、バリエーションに富んだ内容となっています。

自分からはなかなかたどり着くことができないテーマ、内容の講座があるというのが、東尾理子さんの妊活研究会の特徴といえます。

https://lounge.dmm.com/detail/3862/

妊活研究会

毎日開催されるZOOMでのお話会

このオンラインサロンはバラエティに富んでいます。中でも注目したいのは参加者のみなさんと東尾理子さんが毎日、ZOOMでお話しできる場があるということ。

「皆さんの相談とか愚痴のはけ口になろうっていうことで行っています」（東尾理子さん）。

東尾理子さんは「月に1回リアルのランチ会やディナーで皆さんと交流しており、あっという間の1年間でした。『妊娠できました』とサロンを卒業される方もいらっしゃって、そう聞くとちょっと寂しく感じることも。しかし、本腰入れてやって良かったなって思います」と語っておられました。

「妊活をしている方は身近な人に相談しづらいっていうところがあります。しかし、知らない人であれば、言えることも多いらしく、みんなの悩みを聞くことができます。だから、こういう風に変わったらいいなと思うことがあります」（東尾理子さん）。

東尾理子さんによれば、特に保険適応が始まって嬉しい悩みと、だからこそ出てくる悩みがあり、そうしたことについての署名活動などを始めているそうです。現在二つの署名活動を行っておられ、患者さんの声を広く届けられたらといいます。

採卵の時の静脈麻酔について

全部のクリニックということではなく、関東近郊のクリニックの話になるのですが、保険適応が始まって採卵の時に麻酔をしてもらえなくなったそうです。卵巣から卵を取る時に麻酔なしで何回も刺すのは本当に辛くて、それが自費となると、混合診療になってしまうため、できないということになります。

しかし、「患者の皆さんが苦しんでいらっしゃいます。保険の点数はなかなか引き上がらないと思うのですが、こういう状況があるというのも知ってもらいたいと思います」（東尾理子さん）。そこで東尾理子さんはこの妊活研究会というオンラインサロンを通じて、保険点数の引き上げを求めるための署名活動を行っていらっしゃいます。