新型コロナウイルスワクチン抗体検査キット
新型コロナウィルス感染症ワクチンの接種により獲得できた抗体の量を調べる検査です。
定期的な測定により、ワクチン接種効果をモニターできます。

新型コロナウィルス感染症ワクチンの接種により獲得できた抗体の量を調べる検査です。
定期的な測定により、ワクチン接種効果をモニターできます。
mRNA型ワクチンの効果としてどのくらいの量の抗体が作られたか、また、どのくらい維持されているのかを調べるための検査です。
新型コロナウイルスの抗体にはいくつかの種類があり、mRNA型ワクチンは、ウイルスのSタンパク質(スパイクタンパク質)に対する免疫反応を誘発するように設計されています。
抗スパイクタンパク質(S)抗体は、新型コロナウイルスへの感染、またはワクチン接種により獲得することができ、それを持つことで感染予防や重症化防止に効果があるとされています。
通常の抗体検査では、Nタンパク質(ヌクレオカプシドタンパク質)に対する抗体を対象としているため、ワクチン接種により産生された抗体の有無を確認することはできません。
セルフ検査キットを購入し、ご自身で採血を行いワクチン抗体価の検査を行う手順です。
1. アマゾンで検査キットを購入します。
商品ページはこちら
2. キットに同封されている手順書に従い、指採血用ランセットを用いてろ紙に血液を採取します。
3. 申込書とろ紙を返信用封筒に入れて投函してください。
4. 検体到着後、翌日~3営業日以内にメールで結果をお知らせいたします。
アイジェノミクスのワクチン抗体検査では、ELISA法 (enzyme-linked immunosorbent assay)とよばれる手法を用いて、採血検体に含まれる抗体を定量します。
ELISA法は特異性が高く、高精度な測定法とされている手法です。
また本検査では、特異度99.8%と大変優れたドイツEUROIMMUNE社製の定量測定試薬を採用しています。
特異度とは、病気に感染していない人を正しく陰性と診断することができるかどうかの割合を指します。
アイジェノミクスのワクチン抗体検査は、その他の簡易検査と比較して特異度が高いので、より正確にワクチン抗体の感染予防効果を調べたい方に最適です。
※本検出で使用するAnti-SARS-CoV-2 QuantiVac ELISAは研究用試薬です。
※本検査は診断を目的として使用することはできません。
アイジェノミクスのワクチン抗体検査について、ご利用者様からお寄せいただくことの多い質問をご紹介いたします。
コロナワクチンの抗体価(抗体の量)は経日的に低下すると言われています。月に1度や3か月に一度など、一定期間ごとに検査を行い抗体価が維持されていることをご確認いただくのがおすすめです。
また、追加のワクチンを接種を検討するタイミングや、抗体価が低く、特例的にワクチンを接種された場合などには検査を受けられることが望ましいかと思います。
4か所すべてにろ紙血が取れていることが望ましいですが、難しい場合、1か所が完全に取れていれば検査は可能です。
検査申込書のバーコード貼り付け欄及び、採血用ろ紙の右上あたりに貼り付けをお願いいたします。
現在症状がない場合は、すでに治癒している可能性が考えられますので、再感染しないように引き続き感染対策をすることをお勧めします。
アイジェノミクスの唾液PCR検査キットを使用すると、ご自身で安全・簡単に、コロナウイルスの有無を調べることも可能です(診断には医師の診察が必要です)、
発熱や咳など、COVID‐19と思われる症状が出ている場合は、速やかに最寄りの医療機関へご相談ください。
可能性はありますが、断定することはできません。ご不安な場合は、PCR検査を受けられることをお勧めいたします。
一般的に、感染後は15U/mL ほどの抗体価が確認されるとされますが、これも経日的に低下すること、加えて、感染既往であっても抗体が産生されないケースもあることから一概には言えません。
アイジェノミクス神戸事業所内のラボ(登録衛生検査所)で、検査を行っています。
感染後にできる抗体の場合、新型コロナウイルスを構成するタンパク質の複数種類に対して抗体が産生されていると考えられます(ヌクレオカプシド、スパイクタンパク質等)。
しかし、感染後の抗体価(抗体の量)はワクチン接種前に比べて、低い、もしくは産生が確認されていないケースも報告されています。
一方、ワクチンによる抗体は新型コロナウイルスのスパイクタンパク質に反応する抗体が産生され、抗体価も非常に高いことがこれまで報告されています。
その一方で、ワクチンの効かない変異株の出現により、ワクチンがワクチンとして機能しない(感染を防がない)ことが起こり得るとされています。新型コロナウイルスは、約2週間に1箇所程度の速度で変異を繰り返していると言われています。